四国カルスト・姫鶴平キャンプ場
愛媛県 柳谷村西谷 姫鶴平
(8月31・9月1日)
姫鶴平キャンプ場、2004年キャンピングレポートはこちら


山口県の秋吉台・福岡県の平尾台と並び、
日本三大カルストに名を連ねる四国カルスト
特に四国カルストは標高1,485mに位置し、
東西に総延長25kmと長く、
ドライブ・ツーリングコースとしては最適で
諸雑誌にもその名を紹介されているほどです。
今回やって来たのは、この四国カルストの5つの高原のうち
愛媛県側に位置する柳谷村の姫鶴平にあるキャンプ場で
森林限界を超え広大に開けた高原全体がキャンプ場。
夏から秋にかけて牛の放牧が行われている。
普通に思いつく日本の風景とは少し異なる風情のキャンプ場です。


ベースキャンプからの展望。この高原全体がキャンプ場。



反対側から見たキャンプ場の全景。



山荘・姫鶴莊。
ココがキャンプ場の管理棟も兼ねている。
また、レストランもあり食事もできる。


ココ姫鶴平キャンプ場は2002年9月現在
山荘やコテージ以外の野営は無料。
オートキャンプなどは無料で利用できます。
トイレや、水道も無料で使用可。
ココでは好きな場所でキャンプができるので
放牧されている牛たちのすぐ側や、カルスト台地特有の
石灰奇岩郡のまじかでキャンプを楽しむ人など、
皆、思い思いのキャンプを楽しんでいました。

今回は姫鶴莊のすぐ側の展望広場の一郭にキャンプを設営。
水道・トイレに近く展望が良いところを選びました。


(↓)水場です。脇にある自動販売機は壊れていて使用不可。(^^;
自販機は姫鶴莊に設置されているものが使えます。

トイレは展望所から1段下がった場所にあります。汲み取り式です。(↑)
このとき男子トイレのドアが破損して閉まらなくなっていました。(^^;。
また、姫鶴山荘でも屋外の水洗式のトイレ(こちらはキレイ)を開放してくれていました。

今回ベースを設営した
山荘そばの展望所にある自然歩道の案内板。



初めて見る広大な草原でのキャンプに子供達もご満悦。


遊具など無くてもこの景色の中でのキャンプで不服を言う人は少ないと思います。


そこら辺りに野放し状態の牛が.....。



夕食は高原らしくチーズフォンデュと、
最近 ちか光がハマッているビーフポトフと、ミニヒレステーキ。
牛を哀れみつつも、美味しくいただきました。(^^;


9月初旬と言えど森林限界を超える高原の夜は肌寒くポトフが大売れ。


おまけに日本酒も大売れで
ビールが殆んど売れ残ってしまいました。(^^;

フリースを着込み、熱燗を飲る ちか光。



翌朝、高原の風景。

朝焼けに染まる高原の風力発電機(←)、下を見れば雲海(→)と
ここへ来るならカメラは必携です。



これといった遊具は無いので持ってきた凧で
凧上げにチャレンジ。
高原が山頂部に位置する為か
常に一定した風が吹いて凧が良く上がりました。


早々に撤収作業を終え
これから四国カルスト・ドライブへ。


旅行雑誌などで、よく目にする四国カルストの景観をライブで堪能しました。


アルプスの少女ハイジの世界に感動する母子。
実は、ココでのキャンプ。ちか光が一番楽しみにしていました。(^-^)


高原で記念撮影。
実はとぉ〜くに牛も写ってます。(^^;



<<今回出合った地の美味しい物。>>

今回の美味しい物は、姫鶴平へ来る途中
東津野村の天狗高原で見つけた四万十川の源流水、水です。(^^;
谷から直接ひいた、まさしく無添加ミネラルウォーター。
日本一の旨い水と書いてありました。(^-^)
もちろんタダです(^^;;

実際今回のキャンプではこの水を汲んで行き
飲み水にだけでなく、
ご飯やポトフ、たま蔵定番つまみの湯豆腐、朝のコーヒーなどなど
全ての料理に使用。とても美味しい水でした。(^-^)



姫鶴平キャンプ場 ・ DATA
愛媛県 上浮穴郡柳谷村西谷 姫鶴平

(開設期間)
4月〜11月

管理先 : 姫鶴莊
TEL : 0892-55-0057

(予 約)
コテージ ・ 山荘 利用時のみ要予約。

(料 金)
一般キャンプ ・ オートキャンプ → 無料

コテージ
5人用 → 18,000/泊
7人用 → 21,000/泊
1人追加毎に\2,000増し

山荘(57人用)宿泊 → 問合せ

(レンタル用品 : 無し)

留意事項 : 火の始末 ・ ゴミの持ち帰り

禁止事項 : 特に無し
キャンプ場の感想。

キャンプ場の設備としては水場と、トイレのみ。
しかし、とにかく景観がすばらしい。
これぞ高原のキャンプ。と言うキャンプが出来ます。
ファミリーでも、グループでも、カップルでも、
老若男女それぞれに誰もが楽しめる。そんな美しいキャンプ場でした。

それと禁止事項には無いのですが
この景観を守る為、直火は止しましょう。

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