徳島県立海南野外交流の郷
まぜのおか
(2002年5月)

私の住む高知県南国市から国道55号線を東へ、途中奈半利町から
その昔、幕末前の土佐藩参勤交代の道 野根山街道(現国道493号線)へ
現在では街道の整備もかなり進み、たいした苦もなく東洋町野根へ
室戸岬をショートカットすることで約1時間の時間短縮に..。
遠いと思っていた徳島県海南町が一気に近くに感じられた。
ただし、逆向きの行程では野根山峠が
狭く曲がりくねった急勾配の登りとなる為かなり厳しいかも...。


霧の野根山峠



まぜのおか キャンプ場

キャンプ場最奥部の展望台から見たキャンプ場。
向かって左がAC電源付きの区画オートサイト
右側がフリーサイトになっている。
フリーサイトと言っても車は同じ敷地内に駐車できる
簡易適にロープでの区画もしてあるのでAC電源が無い
だけでオートキャンプも可能。


展望台から眺めた浅川湾

景観は申し分ない。

キャンプ場入り口にある管理棟にはインフォメーションデスクも
設置してある。

管理棟前から見たキャンプ場。
キャンプ場左奥に整然と並ぶ洋風のコテージが雰囲気を盛り上げてくれます。


ここが炊事棟。
大き目のシンクと調理台が、放射状に配置され
広々として使いやすい作りになっている。

ここの炊事棟で驚いたのが、なんとお湯が使えること。
写真の混合栓を操作してぬるま湯から熱湯まで使い放題である。

キャンプ場内には写真のようなバーベキューハウスもあり
¥750支払うことで利用できる。
内部にはバーベキューの設備が完備されていて
手ぶらで来てもバーベキューが楽しめる。

食材は近くにショッピングセンターやスーパーが有るので
地の食材を調達できます。


キャンプ場隣には県営の温水プールが有り
AM10:00〜PM9:00まで利用可能。
(水泳帽必着でレンタルは無いので注意が必要。)
忘れた場合は館内で¥525で販売もしている。


この他、センターハウスにはジャグジーもあるが
利用できるのは7月〜9月の期間だけです。
少し残念でした。


今回利用したAC電源付きの区画オートサイト

サイトは12m×8mで、2家族くらいで使うなら余裕の広さがある。
(車とタープ1張り、テント2張りくらいは余裕)

今回、我が家は単独キャンプ(親子4人)の予定だった為、
愛車をテント代わりに利用しました。
 


区画サイトの片隅にしげる雑木と雑草?
しかし、それはローズマリーとアップルミント
それとレモングラスというハーブでした。
気が利いてます。お洒落です。(^-^)

キャンプ場の片隅に親子連れの野生のシカが遊びに来てました。
近寄ると逃げてしまうので写真が分かりづらいですが
中央の茶色の物体がそのシカです。(写真は母鹿)


環境、設備とも充実していて清々しいキャンプ場でした。

のんびりキャンプを楽しむには最適なキャンプ場といえるでしょう。



まぜのおかキャンプ場のすぐ近く
南阿波ピクニック公園なる池や遊具などを備えたきれいな公園が有ります。


南阿波ピクニック公園にある海老ヶ池。

様々な水鳥が生息し。
水鳥観察や、バスフィッシングなどが楽しめます。

同公園内にある遊具。

所々に鹿の糞が....。(^^;


キャンプの帰り。宍喰町の宍喰温泉へ
汗を流しに立ち寄りました。

泉質は乳白色のナトリウム炭酸水素塩泉で
リュウマチや皮膚病、関節炎などに効果が高いとか。
ぬるっとして湯上がりがサラサラとした私好みの温泉でした。


<今回出会った、地の美味しかったもの。>

海南町の隣のとなり、宍喰町で手に入れたイカの一日干しと

まぜのおか近くのショッピングセンター・ピアで買ってきたガガネと言うお魚。
イカはやわらかで、ほんのり塩味。
甘みがあり、お酒の肴にもってこいでした。
ガガネは塩焼きでいただきました。臭味も無く
思ったよりも淡白で煮付けるよりも塩焼きに向いていると思いました。


帰り道、室戸岬の青年大師像前にある
レストラン明星(あけのぼし)のエビフライ定食。

写真では分かりづらいですが、びっくりするほど大きなエビフライが3本。
身もぷるぷると納得の¥1,600 
こちらに出向いたときの私の定番です。 (^-^)



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今回のキャンプ場で大活躍だった
キャプテンスタッグ製16インチ折り畳み式自転車。
キャンプ場が大規模だと、どうしてもトイレや管理棟などと遠くなる。
”まぜのおか”も しかりで、この自転車が大活躍しました。


夕方から急遽キャンプに参加した、
ランガン隊長 まさ蔵一家も大絶賛でした。


まぜのおか DATA
徳島県海部郡海南町浅川西福良43
要予約 利用日の3ヶ月前から受け付け
TEL 0884−74−3111

開設期間 : 通年


<料 金>
(施設維持費大人\800/1人・子供\400/1人)

オートサイト(フリーサイト) : ¥3,000
AC電源付き区画サイト   : ¥3,500
キャンピングカーサイト   : ¥6,000
(1/2区画利用では : ¥3,000)
一般サイト (1張り)    : \100〜\1,500
コテージ(1棟5人用)   : ¥12,000

デイキャンプ(1張り) : \500〜\750

(大人\400/1人・子供\200/1人)



<チェックイン>  14:00〜16:00
<チェックアウト>  8:00〜11:00


<収 容>
オートサイト 52区画
一般サイト  45張り
キャンピングカーサイト 4区画
コテージ  10棟

<禁止事項>
直火、花火、カラオケ、発電機の使用

<管理体制>
24時間駐在
<キャンプ場の感想>

開放的で清潔感のある整備されたキャンプ場です。
お洒落で都会的(?)な洗練されたキャンプ場と言った感じ。
スマートなキャンプが堪能できます。
(おどろくなかれ、インターネットなんかもできます。)

反面、ワイルドさには欠けているのは否めない。
お父さんがカッコよく見えると言うようなシーンは少ないでしょう。

ごみの分別は、かなり細かく徹底していて結構大変でした。
マンション等のごみ分別以上と言えるでしょう。
ビール缶の洗浄などの規約も有ります。
エコロジーにはかなり力を入れているようです。

それと5月という季節からか、カメムシの大群に苛まれました。
しかし、あの臭さも過ぎてしまえばいい思い出となっています。(^^;


<注意したい点又は、改善してほしい点>
来客数が少ない場合、利用制限される施設有り。
(シャワールーム等)
同じ料金を支払うのなら全施設を自由に利用したいものです。
また、
これも来客数が少ないせいなのか?
せっかくのインフォメーションデスクに人が居ません。
ノートパソコンが1台鎮座しているだけでした。(^^;
よく見ると、奥の受付事務所内に2〜3人の人が居るのですが、
ぱっと見、無人の管理棟です。
あのインフォメーションデスクっていったい?...。(^^;;

管理人さん達は心なしか無愛想でした。
とはいえ、
少し早く着きすぎた私たちを早めに入場させてくれたりと
別に不親切な訳ではありませんが、
妻などは少しビビッてましたから...(^^;;;

気の短い方は注意が必要かも...。(^^;

設備や、環境が素晴らしい分。
なにか管理人さん達のなんとなくやる気の無い様子が目立って感じられ
気分的に少し興醒めしてしまったのは少し残念でした。


全般的には
綺麗でお洒落な設備万全のらくちんキャンプ場
といった感じのキャンプ場でした。





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